MESSAGE

代表メッセージ

第四のインフラを担う企業として、社会の発展に貢献するサービスを提供するために

寺本運輸倉庫 代表取締役寺本雅明

寺本運輸倉庫が目指すもの

寺本運輸倉庫は、1956年に創業してからこれまでの60年以上に渡り、尼崎と阪神工業地帯の物流企業として高度成長期の地域産業を支えてきました。

日本屈指の工業地帯である阪神工業地帯においては、規模の大小を問わず非常に多くの物流会社が存在しました。その中にあって、寺本運輸倉庫は一貫してお客様に寄り添い、対応スピードの早さと柔軟性を兼ね備えた「小回りの利く仕事」を強みとしてサービスを提供することで、数ある物流会社の中で存在感を示してきました。

今後、更に重要度を増す物流業界の中でも、特に危険物の保管・運送において「小回りの利く仕事」に更に磨きをかけ、顧客に対して満足度の高いサービスを提供することで、社会の持続的発展に貢献して参ります。

これからの物流業界に
求められるもの

従来の物流企業では「顧客から依頼されたことに対して粛々と対応する」ことで、顧客の事業の一端を担うという考え方が大半を占めていた時代がありました。しかし現在、依頼された仕事に粛々と対応するだけでは充分とは言えなくなっています。今、物流会社に求められているのは、顧客の事業成長に貢献するため、物流の専門家として知識・経験・技術を駆使し、「どうしたら顧客企業の業績を伸ばすことができるか」という観点で積極的に提案をしていくことです。

こうした視点で顧客に提案を行うためには、目先の利益だけでない中長期的な視点を持ち、顧客にとってどのような価値を提供できるかを考え、時には顧客にとっては耳の痛いと感じられることについても、勇気と信念をもって提案を行う「モノ言うパートナー」であることが求められます。

物流業界は、ビジネスの根幹を支える、古くからある業界であるため、インターネットサービスやA.I.技術などを駆使するシステム業界などと比べると、変革が遅れてきた歴史があります。しかしながら、先が見通しづらい時代だからこそ、物流の専門家であり顧客の事業成長を共に担うパートナーであるだけでなく、社会を支えるインフラとしての使命と責任を果たしていかなければいけないと考えています。

これからの物流業界に求められるもの
寺本運輸倉庫が求める人材像

寺本運輸倉庫が求める人材像

物流に携わる人々は、社会を維持する最低限の社会インフラに必要不可欠な仕事の担い手として「エッセンシャルワーカー」と呼ばれます。特にインターネット購入が一般的になった昨今は、これまでとは比較にならない程の物流量となっています。

また、大手コンビニエンスストアや大手飲食チェーン、大手スーパーなどの出店戦略においては、物流網を築く上で物流拠点をどこに置くかが重要になっています。このように現在、あらゆる業界において、物流が経営戦略の大きなウエイトを占めるようになりました。また、感染症対策において消毒用アルコールの需要が飛躍的に高まったことで、危険物の物流量も非常に多くなっています。こうした社会発展や環境の変化に対応するため、物流業界は大きな変革の時期を迎えています。

私たちは、社会や市民の生活を支える仕事を担っています。生活を支える仕事だからこそ、物流業界においては「守りの堅さ」が重要視されてきました。しかしながら、昨今の環境変化に対応するためには、攻めの姿勢の人材が求められています。「顧客の事業成長に貢献する」ためには、改善への提言や、新たな取り組みへの提案を行うことが必須であり、現状に満足せず何事にも積極的に挑戦していく姿勢が必要だからです。

私たち寺本運輸倉庫では、入社時点では粗削りでも、自ら考えて行動し、失敗を恐れず挑戦し続けられる方、率先して困難に立ち向かっていける方と共に、自社や顧客の成長、そして更なる社会の発展に向けて取り組んで参りたいと思います。