尼崎に魅力と活力を!

ゆとりと潤いに満ちた快適な生活空間へ
■21世紀の森の構想

 尼崎臨海地域は、阪神工業地帯の中心として発展してきましたが、近年、工業跡地等の遊休地が発生しています。この遊休地を活用し、緑豊かな環境を回復・創造することにより、ゆとりと潤いに満ちた快適な生活空間を創出し、魅力と活力ある都市の再生を図ろうとするのが「尼崎21世紀の森構想」です。2001年12月、国の都市再生プロジェクトに選定されました。
 国道43号線以南の尼崎臨海地域(約1,000ha)を対象に、緑豊かな自然環境を回復させる環境共生型のまちづくりをめざしています。
 計画では、大阪湾ベイエリア開発の中で策定されていた「尼崎臨海西部拠点開発事業」と併せて土地利用方法が検討されるなど策定に向けて市民・事業者と行政が一体となって推進するため、「尼崎21世紀の森づくり協議会」を設置し、森構想に取り組んでいきます。

 

安全と憩いの市民オアシスづくり進む
■リフレッシュポートあまがさき事業

 尼崎臨海部の運河・水路の補強を行うとともに、市民が憩える遊歩道や護岸敷きなどの環境改善、親水空間の整備を行うものです。
 遊歩道の延長は9.4kmで、駐車場や歩道橋が整備され、市民に親しまれ、街の活性化につながる水辺空間となります。整備期間は平成22年までとなっています。

 

21世紀の新都市モデルが誕生
■あまがさき緑遊新都心の整備

 新しい都市イメージを創造する21世紀のまちづくりのモデルとして、JR尼崎駅周辺を兵庫県東部の広域拠点と位置付け、兵庫県の東の玄関口として再開発を進めています。
 平成10年以来、キリンビールの工場跡地を核とする北西地区においてにぎわいと活気あふれる「あまがさき緑遊新都心」の実現をめざした取り組みを進めています。アミューズメント性のある商業業務機能を始め、都市サービス、文化・交流、居住や産業・情報機能にふさわしい施設整備とともに、都市広場や緑遊公園など、憩いのオアシスづくりも計画されています。
県東部の広域的拠点にふさわしいまちづくりのため、積極的な取り組みを進めています。

 

歴史、文化を活かしたまちづくり
■阪神尼崎駅周辺地域の整備

 水に育まれた城下町の歴史を継承し、阪神間にふさわしい賑わいと活気のある街づくりをめざした職住近接の総合住宅整備など都心としての土地利用の促進を図っています。
 また、築地地区の震災復興計画に基づく市街地の復興も住宅の再建も着実に進み、災害に強く歴史的魅力のある街ができます。16年度完成を目指しています。寺町地区のまちなみ保全も併せて進めています。

 

■大阪湾フェニックス計画の推進(尼崎市東海岸地先)

 廃棄物の適正な処理を行い、埋め立てた土地を活用して湾港機能等を図る「大阪湾フェニックス計画」の一環として、尼崎沖に埋め立てを進めています。
 また、尼崎21世紀の森構想づくりの中で、自然と共生した土地利用のあり方を検討しています。
 面積は約113ha(尼崎沖埋立処分場)、容積は1,500万G

■第61回国民体育大会の開催準備

 尼崎21世紀の森構想内の臨海西部拠点地区に、国体(平成18年開催)の水泳(競泳)競技場となる県立総合プール(仮称)を建設。




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